北関東乗り継ぎの旅その1
- daiki5906
- 2021年7月18日
- 読了時間: 8分
更新日:2021年10月1日
ブログをご覧の皆様お待たせいたしました。
北関東乗り継ぎの旅その1東京駅→埼玉(大宮駅)編をお送りいたします。
留意点(記事を読み進める前にご一読ください。)
1,本記事では位置関係をわかりやすく図式化するために国土地理院地理院地図vectorの地図を用いて東京駅→大泉学園駅・大泉学園駅→大宮駅そして東京駅から大宮駅までの全行程の地図を掲載していますのでぜひそちらも参照しながら記事をご覧ください。
2,今回の旅を行うにあたりコロナ感染予防対策を徹底するのはもちろんのことですが移動するエリアが緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置の対象エリアになっていない期間に旅を行いました。その点ご留意ください。
3,画像の無断複製・転載はお止めください。詳しくは利用規約をお読みください。
旅の動機
ここ数年バス業界は苦境に立たされています。人口減少やモータリゼーションによる利用客の低迷・収益の低下また乗客の命を預かる職業にもかかわらず他の業種と比べて所得が抑えめでかつ運転士不足による長時間労働それに伴う現場の負担増加及び路線の廃止・減便が相次いでいます。
そこにコロナウイルスが襲い掛かり大事な公共サービスが危機に瀕しています。
今後乗り合いバスがどうなるのかわかりませんが路線がなくなってしまう前に以前からやってみたかった路線バス乗り継ぎの旅を行うことにしました。
元々は千葉の房総半島を一周する旅を考えていたのですが先にやっている方もいたので今回は思い切って東京駅を起終点とし範囲を広げて北関東の主要都市を経由して旅をすることにいたしました。ただもしかしたらほかにも同じようなことをやっている方もいるかもしれません。今回のルート策定はすべて自分で調べて決めました。私は首都圏の土地勘がまったくありませんので他の代替ルートや効率的なルートもあるかと思いますが温かい目で見ていただければ幸いです。
今回なぜ東京駅を起終点に選んだかというと日本及び東京を代表する駅はここしかないと思ったからです。実は新宿駅が一番乗降者数が多いのでそこを起終点にしようかなとも思ったのですがやはり東京駅のほうが分かりやすいかなと思い選びました。
前置きが長くなりましたが北関東乗り継ぎの旅その1東京駅→埼玉(大宮駅)編を始めたいと思います。
東京駅から大泉学園駅(練馬区・西武池袋線)までの地図
(出典:国土地理院地理院地図vector)


東京駅丸の内口です。ほかにも八重洲口・日本橋口がありますが東京駅と言ったら丸の内口のイメージがある方も多いかもしれません。今回は東京駅丸の内南口2番乗り場より旅をスタートします。

東京駅丸の内南口2番乗り場

ここから都営バス(東京都交通局)都04豊海水産埠頭行きのバスで銀座四丁目バス停まで移動します。
銀座四丁目バス停

ここから新橋駅まで徒歩で移動します。朝早かったからかあまり人通りは多くありませんでした。
新橋駅前3番乗り場

約10分ちょっと移動し新橋駅前に到着しました。よくSL広場でサラリーマンへのインタビュー映像が流れていますがバス乗り場自体は駅を挟んで反対側にあります。
再び都営バスで渋88系統神谷町駅経由渋谷駅前行きのバスで一気に渋谷駅前まで移動します。道中は起伏のある道が結構ありました。乗客は少なかったです。

渋谷駅前に到着しました。確か宮益坂下交差点付近で降車しましたが次の停留所(降車位置から駅の反対側)まで結構迷ってしまいました。

渋谷駅41番乗り場

横断歩道の途中にバス停があります。ちょっと危ない場所にあるなと思います。渋谷駅周辺は都営バスだけでなく京王バス・小田急バスなど他の会社も乗り入れておりバス乗り場も駅周辺に広く分散しています。東急が渋谷を再開発するようなのでこのような光景が見ることができるのも今のうちなのかもしれません。
渋谷からは山手線を離れて中央線の阿佐ヶ谷駅まで京王バスで移動します。
なお渋66系統は都営バスと京王バスの共同運行です。

阿佐ヶ谷駅に到着しました。途中渋滞にはまり15分ほど遅れましたがなんとか次のバスに間に合いそうです。

乗り場を移動してここで初登場西武バス萩15-2系統で大泉学園駅まで一気に北上します。
途中上井草駅周辺は道幅の狭い住宅密集地で東京の土地の狭さを改めて実感しました。

大泉学園駅南口に到着しました。ここは練馬区で23区の最西端の場所です。
いよいよ埼玉も目前に迫ってきています。

ここからは埼玉県へ入ります。今回大宮を目的地に設定したのは埼玉県内の乗降者数が一番で圧倒的に多いことや新幹線停車駅であることを考慮しました。ただ県庁所在地は浦和にあるのですが今回は大宮を目的地にしました。
大泉学園駅から大宮駅(埼玉)までの地図
(出典:国土地理院地理院地図vector)


大泉学園駅北口2番乗り場

乗り場を移動しここからはついに埼玉県に突入します。
埼玉に行くのは記憶の限り初めてだと思います。
西武バス泉32系統朝霞駅(南口)行きに乗ります。ただここでアクシデントがありバスがなかなか来ず結局15分遅れで大泉学園駅を出発したので先の予定を少し変更しました。
事前に調査した乗車方法と違ったのでおかしいなと思いましたが少し心当たりもあります。

途中音声案内アナウンスで県境を越える際これから埼玉県に入る旨の案内があったと思います。乗車率は高かったです。最後朝霞駅周辺の道は結構狭かったです。
朝霞駅南口に到着しました。東武東上線の駅になります。

初めて埼玉県に足を踏み入れましたが駅周辺は没個性的なチェーン店が多くとくに印象には残らなかったです。
到着が遅れたので当初の予定東武バスウエストではなく国際興業バス朝11系統を利用し志木駅まで向かいます。

運賃表がレシップの液晶運賃表でしたが運賃表示がオレンジではなく整理券番号と同じく白色で表示されていたのが印象的でした。
志木駅東口です。ここからは初登場東武バスウエストに乗車し志25系統ららぽーと富士見に向かいます。大宮まではあと少しです。乗車方法が変わります。(整理券方式)

上記の東武バスもそうですが首都圏のバス会社は終点に到着後すぐに次の運用につくことが多い気がします。そのほうが効率的なのか待機スペースに限りがあるのでそうせざる得ないのかただ運転士にとっては大変じゃないのか と思います。ただ中には営業運転中に運転士が交代する路線もあります。
このバスはなんと運賃表がデジタルしかも始めて見る配置のものでした。
まさかこんな早い段階でデジタル運賃表をお目にかかれるとは想定外でした。たまたま運が良かっただけかもしれませんが・・・
車内は満員でららぽーと富士見周辺は一軒家が多かったです。
ららぽーと富士見に到着しました。かなり大きい施設で多くの客でにぎわっていました。
もう大宮は目と鼻の先です。
ここでちょっと珍しいバスが止まっていました。東武バス公式サイトで事前に情報は把握していましたが後で後述します。

再び西武バス大35系統で大宮駅西口に向かいます。

このバスはエンジン音からして6HK1エンジンだと思うのですがミッションは5速MT(この目でシフトパターンを確認しました)でした。地元含め今までは6速MTの直6エルガしか乗ったことがないので新鮮でした。どちらが運転しやすいのでしょうか?
首都圏の直6エルガは5速MTやAT車が結構多い印象があります。
川を超えると大宮駅西口まであと少しです。さっきのバスとは打って変わり乗車率はそんなに高くなかったです。
ついに大宮駅に到着しました

東京駅から大宮駅まで7時間30分かかりました。
ちなみに電車を利用した場合京浜東北線で50分新幹線で30分程度です。
特に埼玉県南側の東京寄りの地域はベッドタウンとしての趣が強いです。
ここから東京へ通勤する方も多くいます。
東京駅→大宮駅全行程
(出典:国土地理院地理院地図vector)


まとめ
今回は西側に移動してから一気に埼玉まで北上するルートをとりましたが都内は特に路線が多く存在するので他にも大宮までのルートは複数存在するのではないかと思います。
なるべく始発から乗車して終点まで乗り通すというポリシーを貫きたかったのでそれを念頭に今回のルートを策定しました。
大泉学園駅での乗降方法について
都内23区は均一運賃制で前乗り前払い後降りです。(整理券方式ではありません。)
ただし東京から埼玉・神奈川など県境を超える路線の場合は乗降方法が変わることがあります。今回大泉学園駅から朝霞駅行きのバスに乗車する際県境を超えて練馬区から新座市・朝霞市へと路線がまたいでいるので前乗り・申告制前払い・後降りだと思っていましたが先に乗車している人を見ていると何も言う様子もなくただICカードを触れているだけで私もそうしたのですが何も言われませんでした。
あくまで憶測ですがバスが15分ほど遅れてきて乗客も結構多かったので申告制だとさらに乗車に時間がかかってしまうために均一運賃のみ徴収したのかあるいは遅れたお詫びの意味で均一運賃しかとらなかったのかなと思っています。私は前者ではないかと思いますが実際どうなのでしょうか?
ららぽーと富士見でみかけた珍しいバスについて
詳しくはギャラリーをご覧ください
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次回は埼玉から群馬まで移動します。今回はあまり歩かずに移動できましたがこの先は徒歩で移動することも多くなってきます。夏の暑さが本格化してきたので皆様も体調管理には十分お気を付けください。
感想やご意見あればコメントよろしくお願いします。読者の皆さんが読みやすい記事作成を目指していければと思っています。
それでは・・・
2021/07/18 daiki5906
Link
北関東乗り継ぎの旅その4 宇都宮→前橋
北関東乗り継ぎの旅その5 水戸→千葉




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